いつも書いてきたことだが、我々の組織は
2016年度に一度休会になった。
その年の活動はといえば、5月に講演会を
実施し、会報誌を2回出しただけであった
また、会費も休会なので徴収しなかったた
め運営は寄付のみで行った。
会議などもほとんどなく、一部の幹部から
は解散の提案もあった。
ここが、我々の組織の岐路だった。
この時に、組織の存亡は決まり、活動の継
続への確かな意志があるかが問われた。
こういう局面では、組織の本質がはっきり
と現れる。
何かうまみがあるとか期待したり、ムード
で参加した人間は、いち早く組織を去る。
そして、活動の目的をしっかり理解できて
、無償で社会貢献を目指すもののみが結果
的に残った。
一度、縮小した組織が再び活発に活動し始
めるには、相当な労力と本質的な粘り強さ
が必要になる。
2017年度はまさに牛歩の一年であった。
新たな事業は、すぐには成功しなかった。
相談会の最初の2回は、誰も参加しなかっ
た。
研修会も会員の一部が、参加しただけであ
った。
ここで、諦めたら物事は始まらなかった。
粘り強さがなくてはならなかったのである。