50代でリストラにあう人たちは多い。
一企業で数十年過ぎた人々は自分の外側の世
界をほとんど知らない。
リストラの失意と他の世界に放り出された驚
きは当事者にならなければ本質的には分から
ないであろう。
そこをイメージしなければカウンセリングの
入り口でつまずくように思われる。
すでに開始されているハローワークインター
ネットサービスのネット応募は既存の要員の
仕事をかなりの比率で奪い去るに違いない。
仕事の量の激減は、質の高い相談が可能な要
員の重要性をしっかり認識させ、単純作業要
員の必要性を大幅に低下させる。
上記の如きカウンセリングの入り口でつまず
くような存在は排除されるに違いない。
また、中高年の仕事のスキルの判断基準であ
る「職業能力判断基準」の本質的な理解は今
後のキャリアカウンセリングには不可欠にな
ろう。
つまり、質の向上に無関心な存在の居場所は
なくなるであろう。
従って、自己研鑽と学習が頭にない存在は今
後許されないと思ったほうが良い。
きっと、そうに違いない。