ある調査では、キャリア・コンサルティング
に関連する活動を行っていない理由には「処
遇が低い」「勤務条件があわない」「資格を
取得したばかりで自信がない」などの理由が
みられる。
これらには、私的には全てに反論がある。
「処遇が低い」のであれば、ダブルワークし
てでも始めればいいのだ。
よく求職者にある、自分の能力と引き合わな
い高給与のものにばかり応募して不合格続き
になる人に学ぶべきだ。
取りあえず、経験を得るべくカウンセリング
のできる環境を自分に与えるべきだ。
次に「勤務条件が合わない」は、自分の希望
を再点検すべきだ。
自分の経験では、キャリアカウンセラーの仕
事は給料を除いては9時―5時で残業は少な
く定例的な仕事の繰り返しで精神的な疲れ以
外の疲れの少ない職場がほとんどだった。
最後の「自信がない」のは当然だ。
機会は買ってでも持つべきだ。
積極的に(たとえボランティアででも)機会
を求めるべきだ。
長らく経験して慣れ過ぎたカウンセラーを数
多く見てきた。
謂れの無い自信は困りものだが、自信に満ち
ていながら中身の伴わない存在は多々いる。
そういう存在を反面教師にしながら「フレッ
シュな熱意を持って」挑戦してみたらよい。