社会貢献の高邁な意志を持つことは極めて意
義深いもの。
そして、その活動を地道に推進していくこと
も、その意志の実現に不可欠。
ただ、そうしたことの必要性を声高に叫ぶだけ
なら万人に出来よう。
また、そうした活動に簡単に手を染めてみるこ
も万人に可能だ。
しかし、本質的に社会貢献する意思なしには事
業の継続は不可能であり、安っぽい慈善意識な
どでは一級の事業展開などは出来ようがない。
よく一般的に事業展開に必要なものとして「人、
もの、金」が言われる。
どれが欠けても事業は成功しない。
単に金だけあれば成功すると思っている人間は
、マンパワーも金で買えると錯覚する。
実は、事業の存続を含めた拡大や展開や進展の
原動力は人の力なのだ。
こうした、人の力を引き出せない事業の拡大は
ない。
ごく少数でも、このことが理解でき力の発揮を
厭わない人間の集団が最もパワーを持つ。
そうした活動に自らの手を下して、手を汚して
実践できるかどうかが問われるのだ。
それ以外は単なるアジテーターであり空想家の
域を出ない。