自分の時代の就活はとにかく企業説明会に多
く参加し企業訪問をし学校の就職課(今のキ
ャリアセンター)に行き、試験をなるべく多
く受け、面接(過去も面接は3次くらいまで
はあった)を受けるという行動の連続だった。
その意味では今もさほど変わらないであろう。
ただ現在は情報の量が全く違う。
例えば、この頃の企業情報といえば学校に届
いている企業のパンフかリクルート社の辞典
のように厚い企業紹介本の程度だった。
いまは、ホームページで企業理念や社長メッ
セージも分かるし、概要や沿革、場合によっ
ては企業情報でIR情報も分かったりする。
これは民間企業に限らない、公的機関でも詳
しく内容を掲げているものは少なくない。
一方、情報量の多い、現代だからこそ情報の
整理が上手にならなければ、就活に於いても
成功しづらい。
そのためには基本は遵守しながら幅を広げる
ことだ。
情報入手も漫然と行うのではなく、力点を置
く(優先順位の高い)企業と他は区分して情報
入手するなどの工夫が必要だ。
そして、迷ったら基本に戻ることだ。
それにより、方向を見失わずに済むからだ。