過去のブログより。
本田さん自身が現在ストイックな生産的な知
的な生活者であるかどうかは知らないが、少
なくとも、その著書で自分が「ノマド」など
の理想の生活のために15年の節約的生活を
送って準備したとのことを書いている。
つまり、何にせよ社会に何らかの形で関わり
、いい意味で貢献することは、自身の欲望の
充足のためのみではあり得ない、ということ
だ。
金持ちよりは人持ちや心持ちや知恵持ちを目
指すべきであろう。
金も活かせなければただの「死財」(私財で
はなく)に過ぎない。
欧米人の中にある「寄付」の精神を持ち、社
会貢献目的で金を使うことも良し、活動に知
恵や自分の自由時間を奉仕することも良し。
もし、一時的に成功し利益が溢れるような幸
運に見舞われたならば、その利益を社会に還
元すると良い。
本質的に自分に自信の有る人間は、華美なフ
ァッションや贅沢な飲食に溺れたりしないの
ではなかろうか。
それよりは自分の知性や教養を高めるものや
ことに金を使う傾向が高いのではなかろうか。
日本人には寄付の習慣が余りない。
自分の幸運を社会に還元し、社会貢献するこ
とを、これからの日本人は身に着けたほうが
良い。