感情への応答について 1 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

感情への応答については相談者との信頼感情

勢の決め手だといわれている。

だから、感情への応答に失敗すると、相談者

は豹変する。

いままで、素直に質問に答えてくれていた人

が急に押し黙ってみたり、質問をはぐらかす

ような答えをしたりする。

 

自分の「聞きたい気持ちを優先する」と質問

することを考えていて「感情言葉」をスル―

したりする。

例えば、こんな感じになる。

 

相談者

最近、就活が停滞気味なんです。

カウンセラー

停滞気味なんですね。

相談者

先日、面接しましたがすぐに不合格になり、

がっかりして落ち込みました。

カウンセラー

どこの面接だったの?

 

○○か△△のどっちだったのかな・・・。

 

第一志望はだめでも、同時に受けた第二志望

は?

 

等々。

 

もっともダメな例かもしれないのは。

今回の面接に懲りずに、自信をもって次に臨

みましょう。未来は明るいのだから。

(完全にノーテンキなパターン)

 

上記のいくつかの質問や「今回の面接に懲り

に・・・」はいずれもNG

それは、「がっかりして落ち込みました」の

情言葉に全く反応していないから。

こういう例は、通常のカウンセリングの場で

も時々あることであろう。

何故かといえば、基本を忘れていることと、

ウンセリングの時に何を質問しようかなど

の余計な考えをしてしまうからだ。

「基本に忠実に」を忘れてはならない。