カウンセリングの心構えとしては、ラポール
の形成、重要なカウンセリング技法を確実に
使うこと、非指示的カウンセリングを心がけ
る等がある。
カウンセリングの基礎技法は①受容②内容の
再陳述③感情の反射④感情の明確化⑤要約⑥
閉じられた質問、開かれた質問⑦沈黙への対
応である。
この基本技法の行使は基本であり様々な試験
での実技試験突破の大きなカギとなる。
従って、これがどんな局面でも行使出来るよ
に充分な訓練をし準備すべきだ。
また、傾聴の効果として、話し手は尊重され
ていると感じ、聞き手への信頼感を増す。
そして、話し手は感情を発散することができ
る。(カタルシス)
傾聴により、話し手は本心を話しやすくなリ
、聞き手は相手が本当に言いたいことを掴め
る。
傾聴により、話し手は自分自身も、自分が語
っていることを注意深く聞くようになり、そ
れまで自分が気がつかない事に気づき、変化
の可能性を生み出す。
上記のような、傾聴の効果をクライアントが
感じ、受け取り、自らの判断で行動できるこ
とがカウンセリングの目的と言えよう。