この時期特有の状況と留意点は以下の通り。
まず、12月20日~1月15日には冬休
み、休み明けの1月20日までには試験、
2月初めに春休み開始、3月初旬に卒業式
と登校の日数が極端に少ないのが特徴だ。
実質的な登校期間は1月下旬の10日間程
度となる。
この10日間の有効活用も重要であるが、
冬休み、春休みの休校期間中に如何に生徒
を登校させ、就職活動を持続するかが各校
における最大の課題、といえよう。
夏休みの「就職活動準備」の有無が解禁後
の成否に大きく作用するのと同様にこの1
2月20日~3月初旬が最終的な内定率を
20%上げるか低迷したままで終了するか
、を決定する。
就職を目標にしながら内定せずに卒業した
場合、フリーターの人生のスタートが待っ
ている。
このことを回避するためには12月20日
~3月初旬を卒業する生徒のためにのみ時
間をさく、このぐらいの教師の覚悟が必要
だ。