カウンセリングの失敗は色々な要素で起こる
と思います。
大きくは次の3つではないか、と考えます。
・答えを急ぐ
・答えを出してやろうとする
・聞き手の決めつけ
これらのことは、公的機関の相談窓口などで
もかなり頻繁に起こり、見受けらえるものに
なります。
一番目の「答えを急ぐ」は民間の就職支援会
社に多くは見られるものと言えます。
営利追求のために、なるべき短期間に就職さ
せたいという宿命により、こうなるのです。
これは、営利目的の存在しない公的機関でも
見られます。
その理由は何かというと、カウンセラーの怠
慢ともいえるものが原因ではないか、と考え
ます。
真剣なカウンセリングには大いなる消耗が付
きまといます。
その疲労を回避しようとして「楽な」「安直
な」解決を急ぐのです。
すでに、ゆでガエル化した人間に多いのが、
この楽勝パターンと言えます。