政府の役割は政策を作り実行することだ。
過去には、選挙を前に聞こえの良い政策が連
呼されていた。
例えば、就職氷河期世代の正社員化や最低賃
金の引き上げや在職老齢年金制度の廃止など
がこれに該当する。
今は、お題目とその概要のみがまことしやか
に連呼されているが、具体的な方策や内容の
説明はなされないままだ。
では、いつになったら実行が可能なのであろ
うか。
それは、不明なままだ。
一方、社会保障改革は骨太の方針で重点政策
化されるといっていた。
選挙の後の政策化では、こちらも具体的には
いつスタートするかも不明なままだ。
タイムスケジュールのはっきりしない政策は
実行計画の無いプランのようなもので、空念
仏の如きものに等しい。
連呼した政策の早期の具体的な実施を望む。
そして、打つ手がなくなっている超低金利政
策によるミニバブルの崩壊後の対策の立案は
もう待ったなしの時を迎えていることに早く
気付くべきだ。