就活が順調に進展している学生は、そのまま
に進むことだけを考えて居れば良い。
これからという学生はエントリーに向けた最
終準備に入り、早急に送るべきだ。
例年の学生のエントリーシート提出数は平均
で40数社だという。
半端な数ではない。確率を上げるためには企
業理解を徹底することが必要だ。
また、6月中旬での学生の内々定率は8割く
らいと言われている。
しかし、これは大手企業の内定の前の数字で
あり学生が最も希望する優良大手企業の内定
の確定後の数字ではない。
ということは、まだ募集活動は続いており全
くの終盤ではないということを同時に示して
いるのではなかろうか。
大企業への入社の安定性は捨てがたいかもし
れないが、リスキーではあるが今後の成長の
見込める中小企業で会社と一緒に成長するこ
とも興味深いと考えるのは私だけであろうか。
とするならば、まだ可能性のある企業へのエ
ントリーシートの質を向上させて応募してい
くのも一考に値するのでは。
そのためには、応募企業のどの場所で自分の
どんな強味をどのように発揮して、どんな成
果につなげるという強い決意を伝達するもの
に個々のエントリーシートを仕上げることだ。
決して同じエントリーシートを何社にも送っ
たり面接で就活本にある模範解答の丸暗記を
語ったりしないことだ。