高校生の希望には「憧憬」的なものが多い。
たとえば芸能人や芸術家や漫画家や普段、じ
ぶんがマスコミを通して身近に感じているも
のが自分の目標となっている。
しかし、それへの具体的なステップが構築さ
れていないので「憧れ」以上の段階に進めな
い。
もし、憧れの職業に就きたいのであれば、そ
の職業への準備を真剣に進めなければならな
いであろう。
芸術家であれば、その作品を専門家や学校の
教師に見せて評価してもらうとかが第一歩目
と言えよう。
次に才能があるとしたら、進学するとか専門
家の弟子になるとかの未知の考慮も必要。
更に美術であれば美術展や個展での腕試しも
必要で、音楽であればデモテープで評価を問
うとかオーディション参加も有効であろう。
こういった道を行くことで、単なる「憧れ」
を脱却できるのである。