平成26年度の北海道のIT市場の規模は、
約4000億円、全産業の規模約18兆円の
2%程度。
従業員数は2万人で全従業員約250万人の
1-2%程度。
ここだけで見ると、市場規模も従業員数もさ
ほどのものではない。
やはり、北海道の産業構造上の特徴は水産、
農産に比重が高く、観光にも比重が高いとい
うことになる。
一次産業と三次産業の双方に産業が偏ってい
る。
二次産業である製造業には食品製造があるの
みで工業的な生産は乏しい。
ここは、北海道以外の(沖縄を除く)各地と
の大きな隔たりであろう。
一方、札幌市の情報通信業は事業所600社
、従業員数16000人。
福岡市の800社、22000人に比してま
だ少ない。
人口比で見れば、もっと多くの事業所があり
、従業員ももっといても良いのではなかろう
か。
この辺りは、行政の更なる努力が必要な部分
といえよう。
北海道のような広い土地では、テレワークは
狭い土地よりもはるかに有効になろう。
こういう側面の技術開発促進や資金援助の活
発化が急務と考える。
少子高齢化対策にもつながる事でもある。