教員の過労について | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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先日、テレビで教員の過労に関する番組をや

っていた。

その中で、紹介されていた数字について以下

に記してみる。

まず、米、英の教員の週当たりの労働時間は

約46時間に対して、日本は約56時間と週

10時間は多い。

日本の56時間のうち、授業そのものは18

時間に対し事務処理などの時間が18時間を

上回っている。

海外では、スポーツなどの課外授業は地域で

担っているらしく、こうした課外授業の担当

も現場の教師の負担になっている日本とは大

きく異なる模様だ。

また、時間が少ないのだが、教員の職能開発

(研修や勉強会への参加など)の時間はOE

CD平均で週2時間に対し日本では0.6時

間と大きく下回る。

様々にマスコミで指摘されているように、日

本の先生は過労であり、その原因は欧米に比

しての雑務が過多であることに由来するよう

に思われる。

全体の要員数増加も待たれるが、事務などの

雑務の軽減も喫緊の課題であろう。

特に、先生がその職能開発が出来ない環境は

、大幅な改善の必要が高いと考える。