真のキャリア教育を目指して | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

キャリア・カウンセラー札幌のブログ

キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

インターンシップ至上主義のキャリア教育は

誤っている。

その前に学生個々の職業興味や職業適性を把

握することをしなければならない。

また、職業の基礎知識を書籍やネットの活用

で学生に知らしめることが行われなければな

らない。

先日、学校の先生と話す機会があり、その時

に正直に「職業知識は必要か」と聞かれた。

正直、余りの素直さに驚きつつ思ったことは

、意外と我々が常識としている、職業理解の

促進というようなことは、教育現場では常識

にもなっていないのかもしれない、というこ

とだ。

自己理解と職業理解の促進は学校でのキャリ

ア教育の基本中の基本という思い込みは、現

場ではまだまだの段階なのかもしれない、と

も感じた。

職業についての知識は、学校の先生には乏し

いのは、ある意味当然だ。

社会人になって、教員の世界しか経験がない

30歳前後の人々が、自主的に勉強しない限

り、あまたの職業の知識がないのは当たり前

かもしれない。

そこで重要になるのは、職業の知識を自分の

中に蓄積することも大事だが、簡便法も覚え

ておくことなのではないだろうか。

世に、インターネットの職業紹介のサイトが

あり、職業紹介本が書店に並んでいる。

これらを活用することだ。

まず、簡便に概要を知り、学生とともに学び

、一緒に考えることが、第一の解決策ではな

かろうかと思う昨今である。