社会貢献の高邁な意志を持つことは極めて意
義深いもの。
そして、その活動を地道に推進していくこと
も、その意志の実現には不可欠だ。
しかし、そうしたことの必要性を声高に叫ぶ
だけなら万人に出来よう。
また、そうした人種は世にあふれかえってい
る。
今日、SNSなどで必要性のアピールなどは
容易にできる。
要は、そうした活動を自らの手を下して、手
を汚して実践できるかどうか。
そのことが、問われていると考える。
昔の知り合いに、何かの社会貢献に目覚めて
2、3年活動して、すぐにやめてしまう人が
いた。
自分の中に、何かの社会貢献のテーマが湧く
と、すぐに行動を始める行動力は持ち合わせ
ているのだが、粘りや持続力に乏しい。
従って、その行動はすぐに尻切れトンボで終
わる。
そして、すぐに次の興味が湧いたものへの行
動を始める。
が故に、思いつきの単発の行動の連続で全く
成果が出ない。
こういう人は、単なるアジテーターであって
真の社会活動家にはいつまでも到達しないで
あろう。
こうしたことを避けるためには、行動や活動
の地道な継続と、何度もやってくる困難の克
服と自分たちのミッションへの信頼とそれに
基づく絶え間ない活動が必要になろう。