企業情報を得るためには、その企業のホーム
ページを良く調べることが有効。(勿論、企
業情報入手は会社四季報などの出版物の閲覧
でも可能だし、それも極めて有効である)
ただ漫然と見るのではなく、企業内容、社風
、方針、社長の考え、事業内容、商品内容な
どを把握すべく調べるとよい。
過去に、会社情報を詳しく調べて相談者に提
供した時に、こういう方法には余り価値がな
い、それよりも企業の求人情報を多数提供し
てマッチングしなければならないといった人
間がいた。
確かに、就職のノウハウを教えることよりは
、求人情報提供に基づく具体的な就活の促進
が即効性は高いかも知れない。
しかし、相談者の希望や職業能力の具体的な
把握などを欠いたままで、求人にマッチング
させようとするのは無謀さの極まりともいえ
る。
また、企業情報の把握を欠いた書類作成の完
成度が低いことは、現在の学生の就活でもよ
くいわれていることだ。
上記の即効性の強要をした人間は、その言葉
から分かるように、間違った成果主義の失敗
を重ね、数年後にはこの業界を去った。
何故ならば、彼は「お手軽マッチング」の申
し子のような存在で、最近の複雑なキャリア
開発の理解能力に全く欠けていたからだ。