その時々で興味の対象がころころ変わるのは
人間の弱さの一種か。
自分の理想が不明確であるが故に変わらざる
を得ないのであろう。
確固たる信念を持てないのは人間の弱さで誰
にでもあることに違いない。
ただ、それらしいものを持ちうるかどうかで
人間の価値は相当に違ってくるのではなかろ
うか?
だから、人はいつかは自分の理想を持ち、そ
れに向かって努力し続ける方がよい。
そのことが、自分の価値を示す最大の方法と
いえる。
もてあましている金と有閑の生活に何を求め
ているのか。
社会を批判するより、自分の行動で証明する
ものを増やしてから物事を語るべきなのでは
ないのか。
世迷言の代わりに、真摯な活動の基礎を、今
作り始めていくべきだ。