老後に3大危険因子というものがあるという。
1つは金。2つ目が健康。そして3つ目は、孤
独。(とくに男性)
日本人の男性は、現役時代にまったく地域に関
わってない人がほとんどと言われている。
リンダ・グラットンのライフシフトによれば、
老後の生活に必要なものは、有形資産(財産な
ど)と無形資産のバランスということ。
無形資産とは何であるか。
まず一つ目は、生産性資産。仕事のためのスキ
ルや知識、人間関係など。
あとは活力資産が二つ目。これはまさに健康。
仲間、家族、愛情。それぞれの人の幸福感。デ
ンマークでいうところのヒュッゲ(Hygee)の
ようなもので、前向きな気持ちにさせてくれる
資産ということ。
三つ目は変身資産。自分にいろんな能力や強み
があっても、それを活かしきれないと意味がな
い。
途中で新しいステージに移行できるような意志
や能力が必要になってくるはずだ。
この新しいステージに移行できるような意志や
能力を変身資産というらしい。
それは次の3つに分類できる。
「自分に対する知識」、「多様性に富んだネッ
トワーク」「新しい姿勢に対して開かれた姿勢
」
また、それを鍛えるための方法には「日記をつ
ける」や「カッコいいと思える人に実際に会い
にいく」「住む場所を変える」や「オンライン
コミュニティに所属する」や「毎日新しいこと
を1つやってみる」や「毎週、週次計画を立て
る」などがあるという。
どれも、決して不可能なことではないので実行
することを考えてみるべきだ。
現代では、いくつでも新しいステージに向かう
意欲を捨てることは出来ないのだ。
いまは、楽隠居はもう少し後のことにしようか
、と考えている。