肉体と精神との調和こそ極めて大事なもので
ることは、人生や歴史で言われてきたこと。
特に、ギリシアやローマの時代には重んじら
れたらしい。
であるから、ローマ皇帝のオクタビアヌスは
、確か30代の自分以降の自分の彫像を許さ
なかったという。
肉体の強靭さを失った自分は自分ではないと
思っていたのかも知れない。
その中で、いつも同じ判断力を持てるように
肉体と若々しい精神の維持を考えていたのか
もしれない。
人生百年時代の変動資産の在り様を考えれば
、いつまでも若々しい生き方が間違いなく求
められていると思う。
肉体的な若さの維持には、定期的な運動が欠
かせないであろうし、現代はそのための施設
も増えて万人が利用することが可能になって
いる。
一方、精神の若さの維持には、起こっている
事象への関心を失わないことや、絶えず何か
に参画する意欲を持ち続けることなどが重要
であろう。