非効率な運営や膨大な事務作業に苦しんでい
る組織では改善する意欲のあるものは忌諱さ
れがち。
その点、民間企業の多くは日進月歩のスピー
ド社会で競争しているので、かなり簡略化し
たシステムで動く。
であるから若年者の持つ「創造性」は歓迎さ
れる。
自由な発想力も重要視される。
例えば、苦しんでいる組織では一日の日報に
係の判を4、5ケ所に押さなければならない。
それは数百円の交通費の精算にこの手間なの
だ。
これは民間だと、1枚の用紙に20-30行
の20-30日分の交通費精算になるに違い
ない。
こういう手間をかけるシステムを何故、この
組織は許しているのだろうか?
こういうことを非効率な運営や膨大な事務作
業に苦しんでいると世間では言う。
一方、社会で進んでいる組織では「創造性」
が重視され、当然、それに富む若年者への権
限移譲が進んでいく。
特に技術系の仕事には、この「創造性」が必
須となり発見や発明は一定の年齢で限界を迎
える。
また、最近の経営者の若返りに顕著なように
進歩的な組織では若年者の登用が進んでいる。
当然、野心的な若者は「創造性」が活きる新
鮮な組織で生きようとするであろう。
そして、多分、ハードワークの後にセカンド
ライフを充実させようとするであろう。