以前にも書いたが、退職後の自由時間は10
万時間で社会人としての仕事時間に匹敵する。
趣味や簡単なボランティアだけでは使いきれ
ないと感じている(あるいは感じ始めている
)65歳以上は数限りないのではなかろうか。
毎日、新聞・テレビを見て本を読んでいるく
らいでは費やしきれないのだ。
何かに参加するように、まずリサーチしてみ
てはどうであろうか。
ただ、その時に必要となるのがお金と時間だ。
時間は有り余る余暇時間の充当で充分にお釣
りがくるはずだ。
しかし、お金は少し違う。
活動資金を考えてみると、例えば年金を平均
並みにもらったとして20万円前後。
そこから税金、医療費などの固定経費を引く
と10万円、食費は切り詰めれば夫婦で4,
5万。
少しは残る金の使い道を考えれば旅行もよし
、趣味に費やすもよし。
ただ、少し違うことにシフトしてみるのも悪
くはないのではなかろうか。
社会活動やボランティアに参加してみる。
そこに少し残る金の一部を使ってみてはどう
だろう。
月、5000円やそこらの金は何とかなるの
ではないのだろうか。
過去に、仲間と時間や資金を出し合い活動に
結びつけて6年間、小資本、小固定費での「
ノマド的組織」が生き残れることを証明して
きた。
ここ数年は退職後の金欠を多少の出費と知恵
で補いつつ何とか活動を持続し続けた。
今は様々な社会資本や公共の施設を活用して
の社会活動の芽が無数にあると言っても過言
ではない。
このような社会活動への関わりは必ず、自分
の活性化に繋がることを信じて明日から行動
し始めることをお勧めする。
そして、退職後の金欠だから、ノマドでやれ
ることやモノを選択すべきと考える。