勇気を与えらえるということ Ⅱ | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

過去のブログより。

 

 

長年、仕事を続けてくると成功する喜びも味

わうが、失敗してガッカリしたり嘆いたりす

ることも多いのが現実だ。

自分の思い描くことが成就できずにもがいて

いる時に他人からの援助を気持ちや言葉によ

り貰って、ピンチを脱出したことも数知れな

い。

自分のつたない経験の中で選択に迷っていた

時に先輩に相談したことがある。

その時、先輩が言った「俺もその仕事をやり

たいぐらいだ」という言葉は忘れられない。

この言葉で、どっちつかずだった気持ちは、

はっきりとやってみようという風に変わった。

これは、言葉の持つ影響力の大きさを示す。

前に書いた、「就活中に良く聞いた歌」には

歌詞の中に人に勇気を与える言葉が多く含ま

れている。

これも、言葉の持つ影響力の大きさを示す。

我々、カウンセラーは、この言葉の影響力と

いうものをしっかり認識しておく必要がある。

また、言葉により勇気を与えることも重視し

ていなければならない。

 

 

偶に、このような、言葉の重要性を認識して

いないカウンセリングの場面に遭遇して閉口

することがあった。

数時間、自説をしゃべりまくる人間や普段か

ら話したくない相談者に不寛容な言葉を投げ

つけて二度と来ないように仕向ける人間すら

見もした。

こんな下らないカウンセラーは、本来、この

世界に身を置くべきではない。

もう一度、一から勉強し直してから出直すべ

きだ。