企業への熱意の伝え方 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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ある企業の行った就職活動意識調査『就職白

(2012)』では、90%以上の企業が「人柄

」を採用にあたり重視する項目としてあげ、

「企業への熱意」を採用にあたり重視すると

回答している企業は全体の72%。「所属クラ

ブ・サークル」を重視するのが10 %にすぎ

ないことを考えれば、その重視度が計れる。

その「企業への熱意」を語るためには、基本

としての企業研究は不可欠になる。

例えば企業のホームページには会社概要とし

て代表者氏名、売上高、利益額、資本金、従

業員数、会社沿革などが書かれている。

そして会社の業務内容、社長の運営方針や基

本方針、組織、ブログなどから分かる会社の

雰囲気、ニュース・トピックスなども記され

ている。

また消費者向けのメーカーや小売業では扱っ

ている商品情報や販売方法の説明は充分分か

りやすく行われている場合が多い。

これらのホームページで掴まえられる情報だ

けでも充分ともいえるが、これ以外に実際に

並んでいる商品や売っている店の陳列から得

られる情報が加わると厚みが増し、更に良く

なる。

こうして得た様々な情報から企業のどこに関

心を持ったか、どこが良いと思うか、自分の

スキルをどの場所で、どういう形で活かした

いか、を組み立てていく。

このことを企業は自社のことを良く知ってい

るという側面や入社後の意欲が語られている

とういう側面から評価する。

従って面接で「先ほど志望動機で話された当

社の情報以外に知っていることを話してくだ

さい。」のような質問などで企業への熱意を

確かめようとするわけだ。

企業への大きい関心は企業への熱意なしには

生まれないことは自明の理であろう。