卑近な情報の入手に埋没しているネット中毒
のわかもの。
たまにはネットから少し離れて本や新聞、雑
誌の活字に触れたり、浸ってみよう。
デジタルから少し離れてアナログの持つ価値
を見つけてみよう。
我々の年代は、幼少期から図書館や本屋に親
しんで育った。
知識の源泉は、この2つから得られたと言っ
ても過言ではない。
しかし、現代ではちょっとしたことの確認に
はネットがあれば充分だ。
そうして、本屋離れは進んだと思う。
しかし、最近、いくつかのことで、このこと
にアンチを感ずることが起こった。
ひとつは江別(札幌の近郊の都市)の蔦谷だ。
先日、機会があって訪れた。
新しい本屋の形態で、一日ゆっくり楽しめる
場所かも知れない、とも思った。
更に、かなり前からある「ジュンク堂」で、
キャリアカウンセリング関連の本を立ち読み
した。
ついでに、以前から興味のあった趣味の本を
漁った。
一度に、いくつものジャンルの本を楽しめる。
しかも、少しの時間なら座ってもじっくり読
むことも可能だ。
ネットサーフィンの広く浅い世界とも異なる
深い知的満足感につながる時間にひたるのは
私だけではないであろう。