中高年の就職支援で重要なことは、多くの支援
対象者がその豊富なキャリアを活かすことがで
きる再就職先をすぐに見つけられない、ことで
す。
そして、求職者の多くは久々の就職活動で、そ
の進め方や書類作成や面接の知識を無くしてし
まっています。
従って、中高年の就職支援で必要になることの
第一は自分のスキルの見直しや専門性の確認な
どの職務能力の見極めと、そもそも自分が何を
指向していたり、どんな性格や性向の人間で、
職業興味などはどのようなものか等々の自己分
析であろうと考えます。
また、「新たな自分の創出」も閉ざされた市場
では必要な場合も多いと思います。
その場合には、資格取得や新たなスキルの修得
も必要になるでしょう。
これは、第二の青春への出発にも等しいと言え
ます。
こうした、就職支援に必要なノウハウを身につ
け就職活動を指導する能力をも身につけること
は、中高年を担当した時の必要条件になること
は昔も今も変わりないのです。