最近、とあるファーストフード店では店頭に、
どう見ても60代後半から70代の高齢の人
がいるのを、時々見かけます。
高齢者の店頭以外のバックヤード要員も募集
しているパンフを店内で見かけてなるほどと
思いました。
このこと(高齢者募集)の理由の一つは「人
手不足」と「生活費不足の高齢者の増加」だ
ろうと考えます。
知り合いのコンビニ経営者は、最近パート、
アルバイトの募集広告を増やしたが人が来な
いし、自分の店以外の近隣のコンビニ店主も
同じことが悩みの種と言っている、と話して
います。
また、昨年の事ですが東京に旅行した時に、
あるコンビニで買い物を終えレジでお金を払
い終えたら「それ入れるか」と品物を袋に入
れるかと片言の日本語で言われ顔を見たらイ
ンド・パキスタン系の顔でびっくりし、なん
となく納得したことを思い出します。
また、コンビニ以外の飲食店でも中国系のパ
ート・アルバイトがどこかしこで見受けられ
たものです。
あらゆることの先進地域の東京で、この人手
不足による外国人雇用はいずれ札幌にもやっ
てくると思ってましたが、人手不足の波は既
に極めて早くやってきているようです。
一方、「老後難民」に象徴されることも、既
に始まっていることを実感するのが、前記の
ファーストフード店の店頭の光景です。
このことは今後あらゆる局面で見受けられる
ようになると思います。
老人が職業生活から離れない、離れられない
状況が暫く続くのは避けがたい現実なのです。
今後は自分の祖父・母の年代の人といっしょ
に働く若者が増えると思います。
過去とはまた違った「職場のコミュニケーシ
ョン」が必要になる時代が、もう既に始まっ
ています。