人生の中での総労働時間は40年勤務とする
と10万時間と言われている。
一方退職後の20年間の自由時間はほぼ同じ
とも言われている。
とすると退職後の自由時間の過ごし方はおお
いに大切にしなければならないのでは。
ただ趣味や暇つぶしですごすのも結構だが終
活までの時間は有り余るのではなかろうか。
そこで社会に何らかの形で貢献したり、参加
したりする必要があろう。
そういう余暇や余力を活用する「仕組み」が
社会では求められていそうである。
一例として、以前も書いたが知人の一人に、
退職後に図書館のボランティアをしている人
がいる。
その人は器用で同時に、ある洋風居酒屋の雇
われマスターもやっていた。
こういう人を人生の達人とでも呼ぶのであろ
う。
自由自在に「楽しんで」人生を、退職後の自
由時間を過ごしていくに違いない。
こうした、自由を我々は享受すべきなのだ。
一方で、社会に「残せる何か」を残すことも
忘れなければ、何をするのも自由なのだから。