「学生時代に学んだこと」にどう回答するか 2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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過去のブログから。

 

 

学生は基本的に「勉強」のことを語るべきで

はないでしょうか。

全体の成績だけではなく、苦手科目に取り組

んだことや自分が専門的に学んだ分野やそれ

に取り組んだ理由などを具体的に説明すると

良いのです。

 

それに準ずるものとしては、特技の能力拡大

にむけての努力や競技への参加、ボランティ

ア活動への取り組みがあると考えます。

 

それ以外ではアルバイトと学業の両立や海外

留学やワーキングホリディ、サークル活動、

趣味の話などが挙げられます。

 

「勉強」以外のものは、それへの取り組みの

理由や活動内容や活動で身に着けたことを明

確化して具体的に語ることが不可欠です。

理由によっては面接側に「ただの遊び」とし

てしか受け取られないことにも留意すべきで

す。

 

そして、最も大事なことは、学んだことのア

ピールが今後、入社して就く仕事のどんな部

分に役に立つかという観点から成されている

ことなのです。

 

例えば自分の趣味が日本画だとして、地場の

卸業でのアピールになるか、野球選手で活躍

したことが製造ラインでの、それになるかを

考えてもらえば分かるのではないでしょうか。

 

入社した後の仕事に合致したアピールでなけ

れば相手の心に響かないのです。

 

面接官は忙しいのです。無駄な会話に付き合

うほど暇ではないということを認識しましょ

う。

 

 

「勉強」については、そのものも当然、重要

ですが、その内容や勉強の仕方や学んだこと

を何にどう活かすかなども話す価値のあるこ

とと言えます。

また、その「勉強」に関するゼミで学んだこ

とやゼミ活動の内容も面接では聞かれる可能

性も高く、しっかりした回答を考えておくべ

きです。