進路指導と傾聴の能力 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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教育には指導という側面があり、そのために

はあえて厳しいことを言ったり、そういう態

度をとらなければならない場面もある。(コ

ーチングも重要だが)

「国家の品格」の中に「ならぬものはならぬ」

という言葉があったと記憶する。

こういうことを教育の現場で自分の矜持を持

って言える人は増えているのか・・・。

ただ、進路指導という局面では、まず生徒の

希望や職業興味をしっかり把握する必要が高

い。

これなくして、(相談なくして)物事は始ま

らない。

例え、生徒の日常の言動から、その傾向を判

断して方向付けが出来たとしても単純にそれ

を信奉して、指導すれば良いというものでも

ない。

進路指導の第一歩は「話し合い」からスター

トしなければならない。

そこでは、生徒の話を真剣に聴く、傾聴の姿

勢と傾聴の能力が必要になる。

従って、指導に当たる教員が全員、この姿勢

と能力を具備する必要があるのではなかろう

か。

その上で、「ならぬものはならぬ」という指

導があるのではなかろうか。