自分が納得できる仕事が出来ているかという
問いは、キャリア開発における大きなテーマ
と言えよう。
金銭的に満足したとしても内心の満足がない
就業状況は内的キャリアの不満足が存在する
以上、今後のキャリア開発が必須の状況と言
えよう。
従ってキャリア開発は個人の一生のテーマな
のだ。
過去には企業が個人のキャリア開発を責任を
持って行ってくれた時代もあった
現在は個人が自身の責任の中で「キャリア開
発」しなければならない。
したがって、そのやり方を知り、実際に取り
組むことが可能になる必要がある。
過去とは違って、キャリアカウンセラーの活
躍の舞台を企業に移そうという動きが盛んだ
と聞く。
そのためには、補助金制度により企業へのカ
ウンセラー導入が容易になり企業の活性化に
繋がるという。
ただ、この普及の前提条件として企業間での
人材交流に対する認識の高まりとオープンな
人材交換のシステムの確立が無ければならな
いであろう。
その前提条件が不足なままでは、カウンセリ
ングで得た個人の希望は行場のないもので終
わる可能性も高い。