職業が身近に見えずらいのは職業理解が進ま
ないことの大きな理由と感ずる。
年寄りの昔話になるが、子供のころに近くの
商店(魚屋、八百屋、肉屋・・・)で見た商
売の原点や鍛冶屋や町工場で働く同級生の親
たちを見て仕事を体感したことは職業理解の
将に原点だったと思う。
であるから職業の可視化は今後の課題でもあ
り、職業のマッチングの決め手ともいえる。
一方、職業と仕事は別物という考え方もある。
最近、喧伝されている「パラレルキャリア」
や「ポートフォリオ・ワーカー」における広
義の意味での仕事は現代の生き方では欠かせ
ないものになっている。
これは仕事の満足感は金銭だけでは保証出来
ないことが理解出来なければ分からない。
そして、内的キャリアの重要性が理解出来な
ければ分からない筈だ。