近頃の学生は、ともすると面接の回答を就活
本の模範回答例の丸暗記で済ませようとする
らしい。
例えば、良くあるステレオタイプの回答の「
ゼミでは役職にふさわしい行為により、メン
バーのコミュニケーションを良くし成果につ
なげた」のような抽象的で誰もが同じ回答を
しがちなものはNG。
この回答で不足なのは、ふさわしい行為やコ
ミュニケーションを良くした方法や成果の具
体な説明が不足している。
回答の内容に考えが含まれていないがために
、不足の事項を追加質問されたときに、あた
ふたとテキトーな回答で切り抜けようとする。
多くの学生を見ている面接官には当然、この
ことはすぐに見抜かれる。
こんな場面が何度か続けば、面接は短時間で
終了し、不合格の確率は高い。
だから、対策はひとつしかない。
まず、就活本の模範回答例の丸暗記をやめる
ことだ。
次に質問の内容を良く考え、追加質問の回答
にまで考えを及ぼし回答を考えておくことだ。