自由な社会は当然、いままでに増して維持さ
れていかなければならない。かの国のような
ノーベル平和賞受賞者の軽視やその他の不自
由さの強要は許されないと考える。
一方、日本の社会では金余りに乗じた、某ネ
ット金融や某健康食品会社の不正の横行、一
流企業の緩みの内部告発。無制限な自由の果
ては?。
これらのことは昨今の大学生の就活にもいえ
ることだ。
6月1日の試験、面接の開始は、かなりお題
目化していそうだ。
外資系やIT企業では菅に内定を出しているも
のもあり、そうでなくても6月中には内定を
出す企業がかなりあるとの予測もある。
売り手市場での優秀な学生の囲い込みも過去
あったような飲食や会合でのものも増えてい
ると聞く。
自由競争は良いことだが、そのあまりに加熱
し内定の乱発や公然とフライングして、勝ち
組に回ろうとする浅ましい姿は醜いだけでな
く、これによって学生に間違った狡賢さを身
に着けされることになりはしないか、と心配
になる。
優秀な学生を泰然と待つ、そんな大人の余裕
を企業は示してもらいたいと思うのは、オー
ルドタイマーの老婆心の故だけではないので
はと思いたいものだ。