以前、公的機関のわかもの支援の場所での相
談内容の学生からの相談で多かったのは次の
ようなものであった。
・エントリーシートの書き方
・企業情報の見方と取り方
・BtoBの探し方
二番目の企業情報の見方と取り方で思いだす
のは、その方法について説明した時に数は少
なかったが熱心に資料を閲覧して帰った学生
がいたことだ。
企業情報を研究したり、応募書類にその研究
結果を書いたりすることは重要だ。
しかし、そのことをしっかり認識していて企
業内容を調べ上げたり、企業選択理由を書類
に反映させている学生はそう多くはないはず
だ。
昔の就活仲間に、応募して面接になった時に
、その会社の商品がスーパーに並んでいるか
、陳列状況がどうかを調べまわった人がいた
。
当然のことだが、その人は面接で、そのこと
を披瀝したことも好印象につながり合格した
という。
企業の側から見ると、この会社1社と臨んで
くる応募者と、その他大勢とみて応募してく
る人では歓迎の度合が異なるのは言うまでも
ない。
また、その会社の社是にそぐわない人間は入
社困難なことは、少し考えれば分かるはずだ。
慎重な気風がある企業に積極性だけを売り込
んでも通用しないことは自明の理だ。
従って、企業理解は重要不可欠だ。