読書の有段者 3 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

私が時々、見ているある人のブログに「本の

紹介」という項があって、いつも興味深く読

んでいます。

その人の読書量は半端ではなく、多分年間に

数百冊のレベルで読んでいるらしく(すべて

熟読かどうかは別にして)、その紹介の項も

良い内容です。

はっきり言えば、どの本も実物を見ていない

ので、評価は出来ないのですが、実際に読ん

だ後の感じが残るので、知識を得る程度の役

割は果たしているのは確かです。

話は変わりますが、30代に読んだ本の中に

本田宗一郎の「私の手が語る」という本があ

りました。

いうまでもなくホンダの創業者の本田宗一郎

が書いたものです。

その本の中に自分の手のスケッチが載ってい

て、その手の傷についての説明のようなもの

が書かれていました。

記憶は不確かなのですが、その傷はなんの時

にできたものとかなり詳しく書かれていて、

自分が職人、技術者としてやってきたことが

誇りを持って書かれていたと思います。

そして、良いものを創り出そうとして意気込

む、若い日の姿が書かれていました。

僕は、その本の中に日本の製造メーカーの原

点を見た気がして周りの人たちに紹介したこ

とを思い出します。

今回は突然の本の紹介になりましたが、読書

散歩の寄り道として見てもらえれば幸いです。