大学生の就活は3月にスタートし、出足の早
い学生は6月の早々にも内定が出て終了とな
る。
しかし、6月以降も就活する学生も少なくな
い。
それには、書類、面接の再点検が最終的に必
要。
書類は前回触れたので今回は「面接」だが、
その成功の3要素は「第1印象」、「事前準備
」、「意欲の伝達」と考える。
「第1印象」は基本的なことばかりなので本
で学んだり練習の場(学校や公的機関、民間
のセミナーなどで可能)を持つことも効果的
だ。
次に「事前準備」だが以下の項目が大事だ。
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社の下調べ
社長名/会社の規模(従業員数・支店数・取
引会社など)/業務内容/取扱商品/会社理
念/売上高の推移など。→会社四季報、経済
誌、HP、帝国データバンクデータ、などか
ら調べる
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新聞・ニュースのチェック
特に経済面、地域面、政治面。
応募する会社のことだけではなく、業界や地
場産業であれば地域経済、国内産業であれば
日本経済、外資系であれば世界経済について
の知識を仕入れておく。
最近気になったニュースをピックアップし、
意見を言えるようにしておく。
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定型的質問に対する回答の用意
応募する会社によって、志望動機・自己PR
は当然変える。
なんとなく考えてある程度ではダメ。簡潔に
十分に答えるためには、口に出してみるか書
いてみることが必要。
よくある質問については答えを準備しておく。
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道順や所要時間の確認
当日の準備は
・朝刊に目を通し、大見出しのニュースを見
ておく
・服装のチェック、持ち物の点検
・面接のマナーを総点検しておく
・主要な質問の回答をイメトレしておく
これらのことは、しっかり行っておくことだ。