公的支援に携わっている人たちがキャリア・
カウンセリングや就職支援の業務の全てを体
験したり、全ての知識を得ているわけではな
い。
例えば、窓口業務の経験だけできた人が移動
になり複雑な相談業務に転じているのに、ス
キルアップの訓練もなしに個別の相談を行っ
ているような例はザラにある。
また、相談業務が減少すると多能化を求めら
れて就活セミナーの講師などをすることも増
えるが、その能力を上げるための自己啓発も
せずにメインの講師の仕事を避けて、いつま
でも補助業務で逃げ回るような行動が散見さ
れた。
全体的に講師担当能力のある人が多かったの
で問題化しなかったが、もしこうした職場に
公正な評価システムがあったとしたら、前記
の如き存在は許容されず給与を下げられるか
(評価を下げられ)、場所移動の対象になっ
たと思われる。
しかし、現実は何事も起こらず無風に過ぎて
いく。