ある調査によれば、アメリカではインターン
シップの対象となる学年は大学3年生が最も
多く、日本と同様である。
一方、実施期間はプログラムによって様々だ
が、6~ 12 週間のものが多く2、3日、1
~2週間と短期間の日本の状況とは異なる。
アメリカでのインターンシップの期間が比較
的長い理由は、それが雇用主にとっても学生
にとっても、“ テストラン” の意味合いを
もつからである。
そして、インターンシップ参加者(学生)に
とっても、仕事や職場のリアリティーを体験
し、その仕事、組織が自分に本当に合ってい
るかどうかを見極めるには、それ相当な時間
が必要になる筈だ。
雇用主がインターン生の職務遂行能力や適性
を見極めるには、採用後に任せたい職務に近
いタスクを与えた上で、十分に時間をかけて
インターン生のパフォーマンスを観察しなけ
ればならないので、アメリカでのインターン
シップは1月半から3ヶ月に及ぶのであろう。