馬鹿馬鹿しいこと | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

相談者の一人に、ある企業のオーナーの面接

で「超圧迫面接」を受けてきた人がいた。

自身の経歴の就職活動でのブランクを散々批

判され、席をけって帰りたかった、との感想

であった。

この人物は、ある人材業のオーナーである。

面接で聞くべきことと、そうではないことも

わきまえない、こんな低劣な人物が面接をし

上記の如きふるまいをしているとは。

面接は企業が人材を選択する機会であると同

時に企業が選択される機会でもある。

圧迫面接が企業の悪評の元凶ともなることく

らいは最低限知っておくべきであろう。

また、人材業に関わる人間が人格否定的な発

言をして憚らないとすれば、何をかいわんや

である。

こうした自分の立場やありようが分かってい

ないオーナーが存在する中小企業が一部に未

だある。

絶滅危惧種のごとき存在が闊歩している社会

は果たして進歩しているのか?

そして、その相談者の席をけって帰らなかっ

た忍耐力をほめた。

この相談者の、その後は分からないが、きっ

と、この素晴らしい忍耐力で苦境を何度も乗

り越えているに違いない。