いい意味での「ノマド」は評価され続けるで
あろうし、その本質的に意味されるところの
活動力や行動力、意思決定の早さなど、そし
て、その基盤となる「自由」も失われること
なく「ノマド」の中に存在し続けると思えて
ならない。
これからもしばらく「ノマド」しながら、勿
論、流行りでコじゃれたカフェでカッコつけ
てパソコンで内容の乏しい「作業」をやって
いる連中とは異次元の質の高い仕事のスタイ
ルとしてやっていきたい。
これは、資金量の乏しい小集団が事業をする
時のスタイルとして「ノマド」が適当であり、
何度も繰り返すが自由で柔軟で、ただ移動の
スピードが定住に比してはるかに上回り、そ
のことが利点となって重厚長大な企業や組織
には不可能なスピーディで中身の濃い「仕事
」が出来るものということが「ノマド」の本
質だと考えるからだ。
この対極にある過大な資金を準備して、固定
的なオフィスに費やし、過大な人件費を補う
ために中身のない(たいしたことのない)研
修などに高い料金を設定してむりやり事業化
しているような非「ノマド」な組織は時代の
要請に合致せずに、いずれ消滅していくこと
だろう。
その時に我々は、相変わらず「ノマド」して
いようと真剣に考えている。