アドラーの言葉より。
・人の育て方に迷った時は、自分に質問をす
るのだ。「この体験を通じて、相手は何を学
ぶだろうか?」と。
そうすれば、必ず答えが見つかるだろう。
・人は失敗を通じてしか学ばない。失敗を経
験させ、自ら「変わろう」と決断するのを
見守るのだ。
この二つの言葉に、アドラーの教育する時の
考え方が表れているような気がする。
それは、教育されている側の意志や意識を尊
重する考え方であろう。
また、教育されている側の目覚めや気づきを
抜きには一方的に何かを教え込もうとしても
成功しづらいことも示唆している。
このようなやり方には相手の成長を待つ余裕
を持った目配りやじっくりと待つ気持ちが、
教育には必要だということも同時に示唆して
いる。