自身の希望するところが何であるかはっきり
と認識できている人は少ない。
大概は勤務先での命令により希望外の職務で
あってもこなしているのが現実ではなかろう
か。
自身のキャリア目標を達成するために必要な
ことは必要資格の取得を代表とする自己啓発
であり、自分一人での達成が困難な場合はキ
ャリア・カウンセリングでそれをはっきりさ
せたり、サポートを受けて実施する方が効果
的な場合が多い。
自己分析は様々なテストでも可能ではある。
しかし、カウンセリングの中で会話から具体
化する自己の個性や強みもある。
自己分析し自分の強みをしっかりと知ったう
えで自身の希望との合致点を探す。
私ごとで恐縮だが、自分のキャリアの出発点
での希望はかなり不明確だった。
大学卒業時点での希望は分散していたので相
当に多角的に業界研究しながら可能性のある
ものを探った。
職種もいくつかに分散していて、本当の希望
の職種は、余りにも空想的だったので諦めた。
従って、私の希望は現実という篩のにかけら
れて絞り込まれた。
結果論だが自分としては、これで良かったと
思っている。
理由は現実に選択した食品業界の営業という
仕事の中でも、自分の「創造性」の発揮の場
面はかなりあり後悔することがあまりないか
らだ。