中高年の求職者の多くは、久々の就職活動で
、その進め方や書類作成や面接の知識を無く
してしまっています。
時には、企業の役職経験の居心地の良さから
脱却できずに活動をなかなか本格的に始めら
れないというケースにも遭遇します。
また、自己理解も不十分なことも多いのが特
徴でもあります。
笑い話で「貴方の得意だった仕事はなんです
か」と面接で聞かれ「部長職です」と答えた
、というのがあります。
相手の聞いているのは地位ではなくスキルな
のに、そのことにすら気づかない愚をおかし
てしまうのも上記の役職経験の居心地の良さ
がなせる技だと思います。
更に、自身のスキルを自己分析からまとめ上
げることができない為職務経歴書が作れない、
面接で上から目線がどうしても抜けないなど
の重症の方々が散見されるのも、この年代の
特徴です。
退職までの数年間に「ひとをこき使ってばか
りいた」ような役職経験は特に注意したほう
が良いでしょう。
ある企業のオーナーで60歳代でリタイアし
て自分の好きなメーカーのアルバイトに転ず
るというのが口癖の人物がいました。
多分、この人物の転職は不可能だと思います。
何故ならば、上記の要注意な人物にしか思え
ない人柄だからです。