中高年の就活の阻害要因とは | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

中高年の求職者の多くは、久々の就職活動で

、その進め方や書類作成や面接の知識を無く

してしまっています。

時には、企業の役職経験の居心地の良さから

脱却できずに活動をなかなか本格的に始めら

れないというケースにも遭遇します。

また、自己理解も不十分なことも多いのが特

徴でもあります。

笑い話で「貴方の得意だった仕事はなんです

か」と面接で聞かれ「部長職です」と答えた

、というのがあります。

相手の聞いているのは地位ではなくスキルな

のに、そのことにすら気づかない愚をおかし

てしまうのも上記の役職経験の居心地の良さ

がなせる技だと思います。

更に、自身のスキルを自己分析からまとめ上

げることができない為職務経歴書が作れない、

面接で上から目線がどうしても抜けないなど

の重症の方々が散見されるのも、この年代の

特徴です。

退職までの数年間に「ひとをこき使ってばか

りいた」ような役職経験は特に注意したほう

が良いでしょう。

ある企業のオーナーで60歳代でリタイアし

て自分の好きなメーカーのアルバイトに転ず

るというのが口癖の人物がいました。

多分、この人物の転職は不可能だと思います。

何故ならば、上記の要注意な人物にしか思え

ない人柄だからです。