社会の階層化に伴いひき起こる、若年者の「
階層化」は大変な問題になり、いまや大きな
社会問題となっている。
一時期のようにニート、フリーター問題は喧
伝されなくなったが、社会の階層化は進展し
ておりアメリカでは1%の富裕層の資産保有
率は50%を超え直近では8割になったとの
報道もあった。
この傾向は日本でも進展していよう。
そして、社会全体の「階層化」は各年代層で
も共通になっているであろう。
高年齢層では「老後難民」、若年層では依然
として存在するニート、フリーター問題であ
る。
特に親の世代の「階層化」が子供に影響を与
えない訳がない。
表面的な好景気や失業率の低下に隠れてよく
見えない「階層化」には注目し続ける必用が
ある。
所得、職業、学歴、趣味などすべてに渡って
階層があり、階層が違う交流はどんどん不活
発化していると思われる。
階層社会の負の連鎖は継続しつづけている。