過去のブログより。
現在の激しい競争社会では現状維持的な組織
は生き残れない。
組織の活性化に欠かせないのはキャリア開発
と言われている。
通常、キャリア開発は企業内で人的資源管理
や目標管理と並行して一体的に運営される。
また、それは人事管理や社内教育や研修と同
時進行で展開される必要がある。
そして、その展開のためにはキャリアカウン
セリングが重要となる。
キャリア開発は人事管理の人的資源の適正配
分のような現在価値中心の手法とは一線を画
し、如何にして将来価値を創出するかという
成長を前提とした未来志向の方策と言えよう。
従って、この開発システムを組織内で早く機
能させることで組織を将来性豊かなものに変
えることは組織の大きな課題なのだ。
まずはキャリア開発に詳しいキャリアカウン
セラーを社内に具備することだ。
場合によっては派遣可能なカウンセラーを見
つける事から始めても良いのではないだろう
か。
大手の企業には上記の社内のキャリア開発の
意味は大きいであろう。
これが現状では、中小企業においては大企業
ほどの効果は無いであろう。この面では、今
後の対応策の立案と実行が待たれる。
また、社会全体(企業社会以外も含む)では
個人対象のキャリア開発が欠かせないに違い
ない。