一昔前、一人世帯といえば「独身貴族」を楽
しむ若い世代が目立ったが、最近では一人暮
らしの高齢者や非正規労働者も少なくないと
いわれている。
「老後難民」と言われる人々の増加が危惧さ
れている。
こんな記事が4、5年の新聞に載っていた。
集計したデータから難民予備軍の平均像を描
くと、こんな姿が浮かび上がる。
年齢は46歳、年収は550万円ほど。
共働きで妻は年収200万円強、子供は2人
いる。
教育費や住宅ローンの負担が重く、家計は毎
月赤字。
定年までにローン返済は終わらず、退職金で
完済する予定。
老後資金は2600万円ほどためたいが、現実
には1600万円がせいぜいか。60歳以降も
おカネのために働くつもりだ。
どこにも居る平均的なサラリーマン像だ。
こうした人々が「老後難民」予備軍と言われ
ていた。
そして、老後の不安を解消するには、まずは
必要資金を把握することから始めたい。マネ
ープランを作るにあたり、公的年金の動向や
定年までの収入変化も抑えておこう、と結ば
れている。
つまり、早いうちから準備をして「老後難民」
対策をする必要がある、ということだ。
もし、準備不足で「老後難民」化した場合に
は年金額と生活費をしっかり比較し、その不
足額を補う「アルバイト」を探索すべきだ。
これもなるべく早い時期に探し始めたほうが
良い。