行政関連の組織がどちらかというと長大な文
書社会であることは周知の事実。
そこでは(今は)特殊な言い回しや文書作成
の用語や表現が多用されていがち。
もう少し簡素化し保存しやすいようにすれば
文書保管もきちんと制度化できようというも
のだ。
そして、昨今の文書の改ざんや資料の統計数
字のミスなど各省庁での文書管理の杜撰さが
露見している。
一概には言えないが、これらの管理の杜撰さ
の根本的な原因の主なものは上記の長大な文
書社会であることにあると言っても過言では
ないであろう。
余りにも多くの書類を管理していることから
チェックミスが起こったりしたりしがちなの
ではなかろうか。
ひとつの解決策は、書類の重要度ごとの簡素
化を進めることと民間と同様なレベルまでの
簡素化を推し進めることだ。
それと、旧来の書式の見直しや大胆な省略も
検討すべきだ。
そうすることで、現在のチェックミスや不正
の出現を改善できると考える。