過去のブログより。
以下に、あるブログに載っていた10個を列
挙してみる。
〇決定を下す前にチームに意見を求めない。
自分の権力を誰にも分け与えたくない。他
の意見を聞かずに決定を下す権限こそが自
分の力の源だと思っている。
〇部下の努力や業績を認めない。ゆるぎない
力関係を保ちたいがために、チームメート
を認め感謝することを恐れる。
〇間違いを認められない。上司が間違ってい
ることを全員が知っていても、言い出せな
い雰囲気を周囲に作り出している。部下は
上司が間違っていないふりをし、上司もそ
う信じているふりをする。
〇反対意見、あるいは丁寧な議論でさえも受
け入れられない。
〇部下からのアドバイスは誰もいない密室で
1対1でなければ聞き入れられない。
〇部下が自分より上の幹部と話すことを許さ
ない。自分の意見より部下の意見が信頼さ
れることを恐れている。
〇チームメンバーを擁護せず、政治資本は自
分のためだけにしか使わない。
〇部下や企業のためになる場合でも、将来の
見通しをチームメンバーに伝えない。「知
識は力なり」という格言を信じており、入
手した情報は秘密にし、小出しに伝える。
〇自分の地位を脅かすと感じる情報やフィー
ドバックを軽くあしらう。
「検討しておきます」という言葉を、単に
あなたを黙らせたいがために使う。あなた
の意見を本当に検討するつもりは一切ない。
〇会社に最良なことを実行するよりも、自分
の得た地位や権力を守ることを大事にして
いる。
嗚呼、自戒。
最近、感ずるのだが自分は管理者であろうと
してきたのだろうか。
上意下達式の指示命令に基づく管理は元々全
く頭にない部下だったし、多分昔スタイルの
上司には使いづらい嫌な奴だったと思う。
管理職や管理的立場も経験したが周囲の意見
を無視した命令はした記憶がない。
ただ、自分の仕事の方針やビジョンはいつも
周囲に理解してもらうようにした。
思うに、一番嫌な管理者であった人間は会議
を好み、会議の時点で部下の責任を問い続け
るが自分のアイデアや改善法の示唆がないタ
イプの人間たちだった。
もっと言えば、全ては部下が解決すべきで自
分は、それを評価するのが仕事だと信じきっ
ている人間たちが今でも嫌いだ。